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かわいいオフィスチェアの探し方|色と形で選ぶときの基準

可愛いオフィスチェアを探して検索すると、白やくすみピンクの写真がずらりと並びます。

ただ、色と形だけで選んだ椅子は、座面の奥行きや高さが体に合わず、数日で「見た目は好きなのに座り続けられない」という結果になりがちです。

可愛く見える要素のうち、丸い背もたれや細い脚は座り心地に直結します。

逆に、色や張り地は座り心地とほぼ無関係。

ここを切り分けられると、見た目の好みを我慢せずに条件を絞れます。

本ページでは、見た目の要素のうち座り心地に効くもの・可愛い系に多い形の違い・部屋の広さと机の高さの合わせ方まで、まとめて紹介します。

可愛いオフィスチェアで最初に見るのは、色より座面の高さと奥行き

色や張り地は、座ったときの体の負担をほとんど左右しません。

効くのは、座面の高さがどこまで下がるか、そして座面の奥行きが自分の太ももの長さに合っているかどうかです。

可愛い系として売られている椅子は、女性向けを想定したコンパクトな寸法のものが多い一方で、海外ブランドの大きめサイズをパステルカラーにしただけの製品も混ざっています。

後者を身長155cmの人が買うと、座面が下がりきらず足が床に届かない。

すると太ももの裏で体重を支える形になり、数時間で脚がだるくなります。

ガスシリンダーの昇降幅は商品ページに「座面高◯〜◯cm」と書かれているので、そこを最初に見てください。

奥行きも同じです。

座面が深すぎると、背もたれに背中を預けた状態で膝裏が座面の前端に当たり、当たるのが嫌で浅く座るようになります。

浅がけになると背もたれは使われず、腰の一点で上半身を支える姿勢に近づきます。

奥行きの数値が出ていない商品も多いのですが、写真で座面の前端から背もたれまでが極端に長く見えるものは、小柄な人には合いにくいと考えていい。

体に当たる寸法の見方をもう少し体系的に押さえたいなら、疲れにくい一脚を選ぶための基準で解説しています。

ご覧ください。

可愛いと感じさせている形は、だいたい4パターンに分かれる

「可愛い」の正体を分解すると、見た目を作っている要素はかなり限られます。

そして要素ごとに、座り心地への影響の大きさが違います。

丸みのある背もたれ・シェル型

背もたれの外周を丸く切った形。

輪郭が柔らかく見えるので、可愛い系の定番になっています。

ただし丸く落とした分だけ背もたれの上端が低くなり、肩や首は支えません。

前傾でキーボードを打つ時間が長い人には影響が小さいものの、たまに深くもたれて休みたい人には物足りなく感じられます。

くすみカラー・ホワイト系のファブリック

色そのものは座り心地に関係しません。

関係するのは張り地の素材で、ファブリックは肌当たりが柔らかく通気もある

一方、飲み物をこぼしたときのシミが落ちにくい。

白系は特に、袖口や髪の色移りが目立ちます。

合皮は拭き取りが楽ですが、夏場は蒸れやすく、経年で表面が割れてくる。

メッシュは通気が最も良い代わりに、可愛い系の色展開が少ない傾向にあります。

細い木脚・木製フレーム

ダイニングチェア寄りの見た目で、部屋に置いたときの生活感が薄くなります。

ただ木脚は多くの場合キャスターが付かず、座面の高さ調整もありません。

机の高さに合わせられないので、天板が高い机だと肩がすくむ姿勢になります。

クッション・リボン・装飾パーツ

後付けのクッションやカバーで可愛くする方向。

椅子本体の性能を落とさずに見た目を変えられるので、機能を優先したい人には現実的な選び方です。

ただし厚いクッションを座面に足すと、その分だけ座面高が上がります。

机との高さ関係が変わることは覚えておいてください。

タイプ別に見る、可愛いオフィスチェアの向き不向き

上の4パターンを、実際の使い方に当てはめると次のように整理できます。

作業時間の長さで、どこを妥協できるかが変わります。

タイプ構造上の特徴向いている人向かない人
丸み背もたれ+キャスター付き座面昇降あり、背もたれは低め毎日数時間パソコン作業をして、前傾姿勢が多い人深くもたれて休憩したい人、身長が高く肩まで支えたい人
木脚・ダイニング寄り昇降なし、キャスターなしが多い作業は1日1〜2時間、リビングと兼用したい人1日6時間以上座る人、机の天板が高い人
コンパクトサイズのメッシュ通気重視、幅と奥行きが小さめ小柄で、部屋が狭い人。夏場の蒸れが気になる人色や質感の選択肢を優先したい人
合皮・レザー調の白系拭き取りやすいが通気は弱い飲み物を机に置く習慣がある人長時間座って汗をかきやすい人、数年単位で使いたい人
機能重視の本体+カバーやクッション本体は調整機構を持つ1日8時間の在宅勤務で、見た目も譲りたくない人買ってすぐ完成した見た目にしたい人

表を見て迷うなら、判断材料は座る時間です。

1日2時間以下なら見た目を優先しても支障は出にくい。

6時間を超えるなら、調整機構のある本体を選んでカバーで印象を変えるほうが、後悔が少なくなります。

可愛い系で失敗しやすいのは、写真の印象と実寸のずれ

商品写真は、広い部屋に椅子を1脚だけ置いて撮ります。

だから細く小さく見える。

実際には座面幅が50cm近く、脚の外周が直径65cmを超える製品も普通にあります。

届いてから「机の下に収まらない」「後ろの壁までの距離が足りず、引いて立てない」となるのはこのパターン。

もうひとつ多いのが、背もたれの角度が固定されているタイプ。

可愛い形のシェル型背もたれは、リクライニングやロッキング(背もたれが後ろに揺れる機構)を持たないものが少なくありません。

カタログ上は「背もたれ付き」なので気づきにくく、座ってから「一切動かない」と分かります。

もたれて一息つく動作を想定しているなら、ロッキングの有無は購入前に確認しておきたい項目。

肘掛けも見落としがちです。

可愛い系はすっきり見せるために肘掛けなしが多く、これ自体は机の下に収まりやすい利点になります。

ただ肘掛けがないと、腕の重さを肩で支え続ける形になります。

長時間なら、机に肘を置ける高さかどうかを合わせて考えてください。

狭い部屋に置く前提で寸法を詰めていく手順は、設置面積から逆算する選び方で解説しています。

ご覧ください。

買う前に測るのは、天板の高さと椅子を引くスペース

メジャーで測るのは2か所です。

ひとつは床から机の天板の上面まで。

もうひとつは机の前端から後ろの壁や家具までの距離。

天板高が72cmなら、座面高は40cm前後が目安になります。

天板と座面の差が30cm前後だと、肘を90度に曲げてキーボードに手が届きやすい。

差が大きすぎれば肩が上がり、小さすぎれば太ももが天板に当たります。

商品ページの座面高の範囲に、この目標値が入っているかを確認してください。

木脚タイプで座面高が固定なら、その1点が目標値に近いかどうかが判断材料になります。

後ろのスペースは、椅子の全体奥行きに30cmほど足した長さを見ておくと、立ち座りで壁にぶつかりません。

キャスター付きなら椅子を引く動作が前提なので、ここが足りないと毎回横にずらして立つことになります。

机の高さを変えられるなら、椅子選びの自由度は一気に上がります。

天板の高さから合わせる考え方は、立ち座りを切り替える机の基準で解説しています。

ご覧ください。

なお、机との高さ関係が合っていても腰に負担を感じることはあります。

腰まわりが気になる人向けの座り方と椅子の条件は、腰への負担を減らす選び方で解説しています。

あわせてご覧ください。

白いオフィスチェアを可愛いまま保つには、素材ごとの手入れが分かれる

可愛い系で人気が集まりやすいのは白やベージュの明るい色です。

そして明るい色は、汚れの記録が残ります。

買ってからの手間は素材で大きく変わるので、選ぶ時点で見込んでおいたほうがいい。

ファブリックは、飲み物をこぼしたらすぐ乾いた布で押さえて吸い取る。

こすると繊維の奥に広がります。

時間が経ったシミは家庭では落としきれないことが多く、カバーを掛ける前提にするのが現実的です。

合皮は水拭きで表面の汚れが取れますが、アルコール系の洗剤を使うと表面のコーティングが傷むことがあります。

メッシュは織り目にほこりが溜まるので、掃除機のブラシノズルで吸うのが手早い方法。

キャスターも忘れずに。

フローリングで使うと髪の毛や糸が車輪の軸に巻き付き、動きが渋くなります。

動きが重くなったら、車輪を外して巻き付いたものを取り除けば戻ることが多い。

白いフレームは、キャスターに付いた黒い汚れが床との接触面から移ることもあるので、たまに拭いておくと印象が保てます。

ブランドごとの傾向を見比べたい場合は、国内と海外ブランドの設計の違いで解説しています。

ご覧ください。

手に取りやすい価格帯から探すなら、ニトリで選べる種類の違いも参考になります。

よくある質問

可愛いオフィスチェアは長時間の作業に向かないのでしょうか

見た目と機能は必ずしも反比例しません。

問題になるのは、可愛く見せるために背もたれを低くしたり、昇降機構を省いたりしている製品を、長時間作業に使う場合です。

座面の高さが調整でき、背もたれが動くものであれば、色や形が可愛くても作業用として使えます。

仕様欄で座面高の範囲とロッキングの有無を確認してください。

木脚のチェアをデスクワークに使うのは無理がありますか

1日1〜2時間なら選択肢に入ります。

ただし座面高が固定なので、机の天板高との差が合っているかが前提。

差が合わない場合、座布団やクッションで座面を上げる方向の調整はできますが、下げる調整はできません。

天板が高い机と組み合わせると打つ手がなくなるので、先に測っておいたほうが安全です。

白い椅子はやはり汚れが目立ちますか

目立ちます。

とくにデニムの色移りは、ファブリックの白系だと数か月で薄く残ることがある。

気になる人は、はじめから椅子カバーを併用するか、拭き取りやすい合皮系を選ぶという判断になります。

汚れが付かない素材はありません。

座り心地を優先しつつ見た目も変えたい場合、どうすればいいですか

調整機構を持つ椅子を本体として選び、座面クッションや背もたれカバーで印象を変える方法があります。

ただしクッションを足すと座面高が2〜5cmほど上がるので、机との高さ関係が変わります。

カバーを掛けると通気が落ちる点も見ておいてください。

体格が小さい人向けの可愛いチェアは、どこを見れば分かりますか

座面高の下限値です。

下限が40cm以下まで下がるものは、小柄な人でも足が床に着きやすくなります。

あわせて座面幅と奥行きの数値を見て、自宅にある椅子の座面と比べてみると感覚がつかめます。

在宅ワーク用として条件を整理する手順は、自宅で使う椅子に求める条件で解説しています。

ご覧ください。

まとめ

可愛いオフィスチェアを選ぶときに座り心地を左右するのは、色や張り地ではなく、座面高の調整範囲・奥行き・背もたれが動くかどうかの3点です。

この3点が自分の体格と机に合っていれば、見た目の好みは我慢しなくていい。

逆に、木脚や固定式の背もたれを長時間作業に持ち込むと、見た目が気に入っていても座り続けられなくなります。

まずはメジャーで机の天板高を測り、候補にしている椅子の座面高の範囲と突き合わせてみてください。

数字がひとつ手元にあるだけで、候補は驚くほど絞れます。

見た目と体の両方に納得できる一脚を見つけていただければと思います。

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