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マウスパッドの洗い方|素材別の手順と乾かし方の注意点

マウスの動きが急に重くなり、手首が当たるあたりだけ表面が黒くテカっている。

布製のマウスパッドなら、ぬるま湯と中性洗剤で手洗いできます。

ただし成否を分けるのは洗い方そのものより乾かし方で、ねじって絞ったあとにドライヤーの熱風を当てると、裏のラバーが縮んで端が反り、平らに戻らなくなることがあります。

乾燥には薄手でも数時間、厚手なら半日から1日かかる前提で予定を組んでください。

清潔になったのに縁が浮いて使えない、という結果がいちばんもったいない。

本ページでは、布製を手洗いする手順・反りやにおいが出たときの戻し方・素材ごとに分かれる手入れの違いまで、まとめて紹介します。

マウスパッドの洗い方は、ぬるま湯と中性洗剤の手洗いが基本

対象になるのは、表面が布でできていて裏にゴムのベースが貼られたタイプです。

もっとも普及している形で、皮脂と汗を吸うので汚れも溜まりやすい。

手順は次のとおりです。

  • 濡らす前に、乾いた状態でほこりと髪の毛を払う。水を含ませてから触ると、繊維の間にカスを練り込むことになります
  • 洗面台かバケツに、手で触ってぬるいと感じる程度の湯を張る。熱い湯は裏のラバーを傷め、布とベースの接着が緩む原因になります
  • 中性洗剤を数滴溶かす。食器用洗剤で足ります。柔軟剤と漂白剤は入れないこと
  • 手のひらか柔らかいスポンジで、一方向に押し洗いする。円を描くようにこするほど、織り目が毛羽立ちます
  • 汚れの濃い部分だけ、毛先の柔らかいブラシで軽くなでる。メラミンスポンジは表面を削り取るので使わない
  • 泡が出なくなるまですすぐ。洗剤が残ると乾いたあとにべたつき、マウスの滑り抵抗が変わります
  • ねじって絞らない。バスタオルで挟み、上から手で押して水分を移します
  • 平らな場所に広げ、風の通る日陰に置く。ハンガーに掛けると水の重みで伸び、折り目が残ります

あとは待つだけ。

表面が乾いて見えても内部に水分が残っていることがあるので、触って冷たさを感じるうちは接続機器の近くに戻さないでください。

反り・におい・毛羽立ちは、乾かし方と力の入れ方で起きる

失敗の大半は洗う工程ではなく、そのあとの扱いで生まれます。

しかも症状によっては元に戻りません。

何が起きるとどうなるのか、パターンごとに見ていきます。

端が反って浮いてしまった

絞る、熱風を当てる、直射日光で乾かす。

このいずれかでラバーが縮むと、四隅が持ち上がります。

反ったまま使うと縁にマウスが引っかかり、パッド自体も動きやすくなる。

対処としては、乾いた状態で平らな板の間に挟み、本などで均等に重しをかけて数日置く方法があります。

ただし完全には戻らないこともあります。

乾いたはずなのに、においが残る

厚手のパッドは中心部だけ生乾きになりがちで、そこが原因になります。

もう一度風を通して、丸1日かけて乾かし直してください。

表面に黒い点が広がっている場合は洗浄で落ちないので、衛生面から交換を考えたほうがいい。

表面が毛羽立ってカーソルが引っかかる

ブラシで往復させたり、力を入れて円を描いたりすると、織り目がほつれて起毛します。

毛羽は洗っても寝ません。

滑りの質が変わった時点で寿命と判断してよく、買い替えるときにどの素材とサイズを選ぶかは、素材とサイズで変わる使い心地で解説しています。

ご覧ください。

洗ったら滑りが重く(または軽く)なった

洗剤の残りか、柔軟剤を使ったことが疑われます。

柔軟剤は繊維の表面に膜をつくるため、狙った滑りにはなりません。

ぬるま湯だけで数回すすぎ直し、そのうえで変わらなければ表面の摩耗を考えます。

用意するものは中性洗剤とバスタオル、使わないのは柔軟剤と漂白剤

必須なのは3つだけです。

中性洗剤、水を吸わせるバスタオル2枚、そして洗面台かバケツ。

専用クリーナーがなくても手順は変わりません。

道具代用注意点
中性洗剤食器用洗剤を薄める固形石けんは繊維に残りやすい
柔らかいスポンジ手のひらで押し洗い研磨面のあるスポンジは使わない
柔らかいブラシ使い古しの歯ブラシ毛先が硬いので、ごく軽い力で一方向に
バスタオル吸水性のあるマイクロファイバー布挟んで押す。巻いてねじらない

避けたいものもはっきりしています。

漂白剤は色柄とプリントを抜き、アルコールの除菌シートは表面の加工を荒らすことがあります。

洗濯機は、メーカーが可としている製品を除いて使わないほうが無難。

脱水の遠心力とドラム内での擦れで、ラバーの変形や縁のステッチのほつれにつながります。

乾かしている半日から1日、マウスの下に何を敷いておけるかは、代用になる物と避けたい物で解説しています。

ご覧ください。

マウスパッドを洗う間隔は、手汗と1日の使用時間で変わる

一律の正解はありません。

毎日8時間ほど手を乗せていて汗をかきやすい人なら1〜2か月に一度、週に数回の使用なら3〜4か月に一度あたりが目安になります。

夏場は間隔が短くなると考えてください。

時期を決めるより、状態で判断するほうが確実です。

手首やマウスの通り道だけ黒くテカってきた、指で押すと表面がわずかにべたつく、滑りが以前より重い、近づくとにおう。

このどれかが出たら洗う頃合いです。

洗う回数そのものを減らすなら、日々の手入れが効きます。

週に一度、乾いた布でなでるか粘着ローラーを転がすだけで、ほこりと皮脂の蓄積は目に見えて遅くなる。

作業に穴を空けたくない人は、乾燥時間を見込んで使わない日の前夜に洗うか、予備をもう一枚置いておく手もあります。

手ごろな売り場の品ぞろえについては、ダイソーで買える種類と使える場面で解説しています。

ご覧ください。

布は水洗い、LED付きは拭くだけ。素材でマウスパッドの洗い方は分かれる

ここまでの手順は布製が前提です。

ほかの素材に同じことをすると壊します。

ガラス・アルミ・樹脂のハードタイプ

浸け洗いは要りません。

薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き、水気を残さず乾いた布で仕上げる。

研磨剤とメラミンスポンジは、表面加工やコーティングを削るので避けてください。

裏側のゴム脚の周りに水分が残ると、机の上で滑りやすくなります。

ガラス製がどんな使い方に向くのかは、ガラス製の特徴と向いている使い方で解説しています。

ご覧ください。

合皮・レザー調のデスクマット

水に浸けないこと。

表面の樹脂層が水を吸うと、はがれや白化につながります。

固く絞った布で拭き、すぐ乾拭き。

アルコールを使うと表面が硬化してひび割れることがあります。

LED付き・USB給電・ワイヤレス充電機能付き

水洗いできません。

内部に基板と配線が入っているためで、丸洗いすれば故障します。

ケーブルを抜いてから固く絞った布で表面を拭き、完全に乾いたのを確かめて接続し直す。

通電したまま濡れた布を当てるのは避けてください。

よくある質問

マウスパッドは洗濯機で洗えますか

メーカーが洗濯機の使用を認めている製品を除き、手洗いにしてください。

脱水時の遠心力と回転中の擦れで、裏のラバーが変形したり縁の縫い目がほつれたりします。

判断に迷ったら、製品のタグや公式サイトの手入れ表記を先に確認。

乾くまでにどのくらいかかりますか

厚みと室内の環境で変わります。

薄手のものは数時間、厚手なら半日から1日を見ておくと安心です。

表面が乾いていても、手で押して冷たさを感じるなら内部に水分が残っています。

ドライヤーで早く乾かしてもいいですか

熱風はおすすめしません。

ゴムが縮んで反りが出ます。

急ぐなら、平置きしたまま扇風機やサーキュレーターの弱い風を当てるほうが安全です。

洗ってもマウスの滑りが元に戻りません

表面の繊維が摩耗しているか、毛羽立ちが起きている状態です。

汚れではないので、洗浄では改善しない。

滑りの質が作業に影響しているなら、交換を検討する段階だと考えてください。

ゲーミング向けの布パッドも同じ手順でいいですか

基本は同じです。

ただし表面にコーティングやプリントがある製品は、強い洗剤とアルコールで質感が変わることがあります。

ぬるま湯と中性洗剤にとどめ、こすらずに押し洗いを。

まとめ

布製のマウスパッドは、ぬるま湯と中性洗剤で押し洗いし、タオルで水を吸わせて平置きで陰干しする。

この流れを守れば難しいことはありません。

危ないのは絞る動作と熱で、ここを外すと反りとして残り、元に戻らないこともあります。

ハードタイプは拭き取り、LED付きや合皮は水に浸けないという線引きも忘れないでください。

まずは手元のパッドの裏側とタグを見て、素材と手入れの表記を確かめるところから始めてみてください。

そのうえで、洗って戻る汚れなのか、寿命なのかを見分けていただければと思います。

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